この記事は遊戯王Advent Calendarの企画記事になります。

アドベントカレンダーって、なんぞや~?という方はこちら↓



昼の記事はぎゃばさんのデッキ紹介記事でした。
自爆特攻で勝利する明確なコンセプトがいいですね。
なぜか最後にSMAPになってしまいましたが



さて、ご挨拶が遅れましたが12/12(いい十二の日)夜の部担当の火界(ひかい)です。
アドベントカレンダーには三回目の参加となりますが、初めましての方は初めまして。
読んだことある方はどうもすみません。私です。

今回は枠が倍になっていることも関係しているのかしていないのか、構築論系の記事が多いように思いますね。
まだ中盤ですのでこれからどうなるかはわかりませんが、皆さんの頭の中を覗いているようで面白いです。

さて、例年「遊戯王に関係する記事」という縛りの中限りなくグレーな記事を書いて来ましたが、
今年はブームに乗って「構築論について」の記事にしたいと思います。
私の構築論についての記事ではないのであしからずご了承ください。
ちょっと真面目なテイストで書きますので、飽きてきたらシャカパチでもしながら読んでくださいね。
※何件か同アドベントカレンダーの記事を引用させて頂いておりますが、筆者様の意図と乖離がある場合は申し訳ございません。

それではどうぞ。



【決闘者ならデュエルで語れ!】※タイトル回収まで長いです

一章 "構築論"とは?

このアドベントカレンダー記事しかり、Twitterしかり、遊戯王界隈では"構築論"なるものが取り沙汰され、時には持てはやされ、時には炎上しています。
ではその"構築論"とは一体何なのでしょうか。大学生の味方、Wikipedia先生に聞いてみましょう。
download

そうですか。



"論"ならありました。
download

(ろん)とは、ある事象に対し順序立てられた思考意見言説をまとめた物である。(Wikipediaより引用)
"構築"の"論"なのですから、ある事象(構築)に対し順序立てられた思考・意見・言説をまとめた物、とうことになるでしょうか。
ですがちょっと待っていただきたい。一口に構築論と言っても、"思考"をまとめた物なのか"意見"をまとめたものなのか、はたまた"言説"なのかはわかりません。
それぞれ似ているようで違う言葉です。"時"と"場合"は同じではありませんよね。

あまり言葉遊びにフォーカスするつもりはないのでここで言いたいことを述べると、
「そこに転がっている"構築論"の正体を知っているか?」ということです。

なぜ構築論は炎上するのでしょうか。もしそれがあくまでもロジカルに、アカデミックに綴られていたものだとしたら、その内容に致命的なエラーがあったり、アンソーシャルな内容が含まれていない限りはバーニングしたりなどしないでしょう。(頭がよさそうな文章)
炎上するには多くの人の目に止まり、かつ怒りを買う必要があります。
ただ"事実をまとめただけのもの"が炎上するでしょうか。

そう、ほとんどの構築論には定義通り思考・意見・言説が含まれ、そこに読者が反応するのです。
"ガチファン論争"などという意味のないレスバトルが今日に至るまで続いているように、構築論を読む読者は自分自身でも"構築論"を持っています。
それが相容れなかった時、または自らの構築論を否定された時、たちまち頭部の温度が上昇して脊髄反射で引用RTお気持ち表明してしまうのが我々、《おろかな人類/Foolish Humanity》です。

どんな媒体であれ公衆の面前に自分の文章を書くのですから、"構築論"で他人様を殴ろうというのであれば、殴り返される覚悟を持たねばなりません。
「個人の意見を書いただけなのに勝手に噛みついてくるチンパンジーが悪いんです」と言ったって、チンパンジーに見えるところに書いたのはあなたですし、人間がチンパンジーのせいにしても仕方がありません。
これが最低限"構築論を書く側の覚悟"だと思います。
animal_chimpanzee
つぶらな瞳で踊るチンパンジーのイラスト

では読む側はチンパンジーでよいのか?という質問は皆さんが自分を何の動物だと思っているかによって回答が変わってしまうので何とも言えませんが、「我霊長の長たるホモサピエンスなり」という方には少しだけ話をしましょうか。

基本的に"構築論"なるものをばら撒いている人に、大義も地位もありません。(あくまでプレイヤーとしてです)
知名度によって拡散力の大小はあるでしょうが、"影響"を受けるかどうかは読者に委ねられます。
それなりに登録者がいる遊戯王系Youtuberだろうが、トーナメントのトッププレイヤーだろうが、大手カードショップの社長だろうが、その構築論をあなたに強制することはできません。
我々がデッキを組むに当たって守らなければならないルールは、KONAMIが定めたマスタールール(2020年4月1日改訂版)に記載の、


・デッキのカード枚数は40枚以上60枚以下
・同じ名前のカードは3枚まで
・公式の大会で使用するデッキの場合、禁止・制限カード等の大会規定に沿って構築する。

この3点のみです。(EXデッキ、サイドデッキについての記載は割愛します)
逆にこの3点を満たしたものは誰がなんと言おうとデッキであり、やれ統一性がないだの今の何のデッキだったんですか?(笑)だのパワカ擦ってるだけじゃねーかクソわよだの紙束乙だのと言われたところで、胸を張ってデッキだと主張することが出来ます。

私は自分の構築論として、「勝ち筋のないデッキはデッキではない」と思っていますが(対戦ゲームなので)、私が何と言おうとKONAMIがデッキだと言っているので何の影響力も持たないことになります。
これらを踏まえた上で、構築論の"読者"に伝えたいのは、自分の構築論に誇りを持ってほしいということです。



二章 "構築論"は無意味なのか?

では構築論をブログなどに残すことは"チラ裏でおk"(これ今時伝わるんですかね)な何の意味もないものなのでしょうか。
冒頭でも言いました通り、私も構築論を読むのは好きです。

じろうちゃんさんの記事に、自分だけの"構築論"(記事内では構築理論という記載)を作るためのヒントが書かれています。
こちらもロジカルにまとまっていて大変ためになりました。


他人の構築論を読むということにはこの記事でも触れられていますが、書かれている構築論には筆者の知識・経験そして思考が内包されています。

記されているものの中で、
知識の中に自分が知らなかったものがあれば、それは読んだ価値があったということになるでしょう。
経験の中に自分も活かせると思ったものがあれば、それは
読んだ価値があったということになるでしょう。
思考の中に自分が共感できるものがあれば、読んだ価値があったということになるでしょう。

逆にどれにも当てはまらなかったものはあなたにとって「チラ裏でおk」です。

思考に共感できないからスクショ取って晒してやるぜええええええええええええ
animal_chimpanzee

つぶらな瞳で踊るチンパンジーのイラスト


思い出してください、あなたはチンパンジーではありません。
無題

冗談はさておき、基本的に構築論は特定の個人に対して発信されることはありません。(そんなもん直接言いに行け)
万が一あなたがその読んだ構築論に反感を持ったとして、それを表明するのは自由です。
ただし名指しで槍玉に上げたり、引用RTにお説教垂れたり、徒党を組んで炎上させたりといったことはフェアではありませんし生産性もありません。
筆者が"社会に向けて"発信しているのですから、あなたがもし反対の構築論を公開するのであれば、特定の個人に向けてではなくやはり"社会に向けて"発信すべきです。引用RTは意見が割れるかもしれませんが、直接本人にレスが届くような発信方法なのでやはり前者に当たると思います。

社会に向けて反対の構築論を発信することは大変有意義です。議論が活発になりますし、より多くの構築論が世に流れることで、より多くの人が自分が必要としている構築論に出会う確率が上がります。
各々の構築論が磨かれていくことが最も有意義なことです。

ただ・・・

どうしても許せん、そんなの間違ってる、そんなのデュエルじゃない、俺の構築論が正しい!!!!!
と思うこと、あるかもしれません。
人間は闘争を求める生き物です。相手に自分の構築論を納得させたい!押し付けたい!
勝利して支配する!それだけよ…それだけが満足感よ! 
という方もおられることだと思います。でなければあんなしょっちゅうTL荒れてないですよね。

そんなあなたに1つだけ方法があります。
どれだけあなたの構築論をぶつけても"フェア"な方法があります。
皆さんもうお分かりですよね。


三章 構築論はデュエルで語れ!

特定の個人に構築論をぶつけたいのであれば、
・直接言いに行く(普通のホモサピエンスには無理)
・構築論を社会に公開し、それを相手が読むのを待つ(回りくどいし確実性がない)
・引用RTしてTLを味方につけつつ叩く(さっきダメって言いましたよね?)
このような方法を取るよりも、もっと良い方法があります。

それは"その相手とデュエルをし、デュエルの中で語る"という方法です。
デュエル中にペラペラ話しかけろと言っているわけではありません。(ジャッジ呼びますよ)
デュエルの内容にはあなたの構築論がにじみ出ているはずです。
相手とデュエルすることで、それが相手にあなたの構築論として伝わります。
デュエルなのだから手を抜く必要はありません。存分にあなたの構築論をぶつけて相手を屈服させちゃいましょう。
まさにデュエリストらしい戦い方じゃないですか。

「先攻ワンキルされたら何も伝わらないだろ」

「環境デッキでボコボコにしろってこと?」

「え?本人と直接デュエルすんの?」

ええ、言いたいことはわかりますよ。
ただそもそも"相手を構築論で殴りに行く"という行為自体が本来やってはならないことなんですよ。
そして仮に直接こうあるべきだ!と口で伝えたとして、その言葉は100%伝わるでしょうか、納得するでしょうか、従うでしょうか。
どんな方法で相手に伝えても、意見が100%理解されることはありません。
とりわけ構築論のような複雑な思想の塊は。

その中で直接相手に伝える手段として、最もフェアなのがデュエルだということです。
伝わらなくて当たり前です。それが相手に"わからせ"られる限界点ということです。
パワーが高すぎてボコボコにしても相手は「はいはいつよいつよい」と思うだけかもしれないし、パワーが低すぎて何も出来なくても「雑魚乙」と思うだけかもしれない。
パワーが拮抗していてその中で相手の構築論が垣間見えたとして、それをどう捉えるかは相手に委ねられるのです。

直接デュエルしなきゃダメなの?という問いには、構築論レスバって言うなればエアプボクシングだけどいいの?という問いを贈ります。(質問を質問で返すな
デッキレシピも、デッキ紹介も、構築論も、果てはデュエル動画さえも、"そこにある机上のデッキ"を評価する舞台は、やはり自分と相手のデュエルの中であるべきだと考えます。
どれだけ素晴らしく見えるデッキも、自分のデッキと戦って自分にそれを素晴らしいと思わせることが出来た時、初めて"素晴らしいデッキ"と胸を張って言えるのではないでしょうか。
蛇足ですが逆も然りです。

あらいぐまさんの記事にもありました。
使ってみて回していて初めてわかることがあると。
自分だけがわかることがあると。


デッキの本当の価値というのは本人しかわからないことです。
コピーデッキを他人が使ったとしても、プレイングも違えばドローも違い、また感じる感想も違うでしょう。
求められてもいないのに他人様のデッキに口を出すことも、個人的にはあまり好ましくは思っていません。
その人が何を思い、どれぐらいの時間と労力とお金を注いで構築したのか、それをどこまで理解できるでしょうか。

時間かけてない、考えてない、お金使ってない⇒悪い。



なぜ?
無題1


四章 最後に

今回もそんなに頭を動かさずに筆を走らすことができました。(20:00に着手したため)
これを読んで様々な意見あったりなかったりすると思いますので、是非それを文章にして発信してみてください。
それが誰かの助けになることを期待しています。
私に対しては引用RTしていいですよ。(見たいし)
そのうち私の構築論とかも書いてみたいですね。多分書くとしても来年のアドベントカレンダーですが。

この記事を書こうと思った一番の動機は、他人のどうでもいいお気持ちでモチベを失ってほしくないというものです。
理由はなくてもいいので、自分のデッキに、構築論に誇りを持ってください。
無駄な精神攻撃は必要ありません。
相手にダイレクトアタックしていいのはカードゲームとチンパンジーだけです。

以上、素敵なクリスマスを。"Merry Christmas."


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の記事投稿はすかいさんです。
本人のブログに記事が上がるほか、アドベントカレンダーにURLが貼られるのでチェックしてみてください!
ブログトップはこちら(URL)


アドベントカレンダー(記事一覧)はこちら


遊戯王 Advent Calendar 2021 -昼の部


遊戯王 Advent Calendar 2021 -夜の部